デイサービスの問題点と対処法

デイサービスで働く介護職員の問題点として、高い介護技術が身につかない可能性があることや介護士にも送迎業務が求められることがあります。デイサービスは、基本的には介護度が低く元気な利用者が多いです。レクリエーションなどを通して日中を楽しく過ごしてもらうことが目的なので、介護が必要な利用者はそれほど多くありません。そのため、入所施設に比べると高度な介護技術を身に着ける機会が少ないといえます。

また、デイサービスは送迎もサービスのうちの一つです。専任の運転士がいる場合もありますが、介護士が送迎業務を行うデイサービスも多いです。介護士の中には運転が苦手という人もいるでしょう。この問題に対する対処法として、自ら勉強会などに進んで参加することがあげられます。介護技術に関する勉強会や研修会に参加することで常に新しい介護の知識や技術を手に入れることができます。例えば、自分の働くデイサービスが他に入所施設などを運営している場合はチャンスです。入所施設の勉強会に参加させてもらうことで、介護技術を身につけられるだけでなく、やる気をアピールすることもできるからです。

また、送迎業務は慣れないうちは不安や緊張も大きいでしょう。利用者を一番最初に受け入れることになる送迎業務は介護士にとって学んで損はない仕事です。進んで送迎業務を受けて練習を重ねることで必ず上達します。不安なうちは、先輩職員に隣に乗ってもらい練習をみてもらうというのも一つの方法です。